yym44ki

秋工房のぼやき

私秋工房の日々のぼやきをつづっています。

ニュース

30 7月

高校無償化、朝鮮学校除外は違法…大阪地裁判決

 大阪朝鮮高級学校(大阪府東大阪市)を国が高校授業料無償化の対象から除外したのは、平等に教育を受ける権利の侵害だとして、学校を運営する学校法人「大阪朝鮮学園」が、国の処分取り消しなどを求めた訴訟の判決で、大阪地裁は28日、国の処分を取り消し、学園を無償化の対象にするよう命じた。(読売新聞)→元記事

多くの人が思ったに違いないが、この判決ははっきり言ってふざけているなと。
そもそも「朝鮮学校」は「学校」と名前はついているが、「学校」と言うのは学校教育法第2条
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「第二条  学校は、国(国立大学法人法 (平成十五年法律第百十二号)第二条第一項 に規定する国立大学法人及び独立行政法人国立高等専門学校機構を含む。以下同じ。)、地方公共団体(地方独立行政法人法 (平成十五年法律第百十八号)第六十八条第一項 に規定する公立大学法人を含む。次項において同じ。)及び私立学校法第三条 に規定する学校法人(以下学校法人と称する。)のみが、これを設置することができる。 」
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と定められている通り、国及び地方公共団体、そして学校法人のみが設置を認められている訳で、「朝鮮学校」はそれで言うと「学校」にはあたりません。
扱い的には「日本人学校」と同じレベルとなるのです。
他の国の日本人学校では無償化になっているか?なっていないでしょうと言う話です。
他の国の日本人学校がそうではないのにどうして朝鮮学校だけを無償化にしなければいけないのでしょうか?
それこそ「差別」です。

それともう一点。
実は朝鮮人学校の扱いについては昭和24年10月12日に以下の内容で閣議決定されているのです。
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朝鮮人学校処置方針
昭和24年10月12日 閣議決定

1 朝鮮人子弟の義務教育は、これを公立学校におこなうことを原則とする。
2 義務教育以外の教育をおこなう朝鮮人学校については、厳重に日本の教育法令にしたがわせ、無認可学校は認めないこと。
3 朝鮮人の設置する学校の経営等は、自らの負担によつておこなわれるべきであり、国または地方公共団体の援助は1の原則から当然にその必要はない。
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ここにも明記されているように、朝鮮人の設置する学校の経営は自らの負担で行うのが「当たり前」であり、国または地方公共団体から一銭も援助する必要なんかないのです。
今回平等に教育を受ける権利を主張していますが、 だったらなぜ公立の学校に通わせない?と言う話です。
日本に住んでいるのならば日本の法律に従うのが至極当たり前の事であり、どうして朝鮮人の人たちに合わせないといけないのか?と言う話です。
言葉がわからなくて日本の公立学校だとコミュニケーションが取れないと言うのだったら、コミュニケーションを取れるように日本語を学べばいいだけの話。
そんな簡単なことがどうして理解できないのか?と私個人的には思います。
海外旅行をした際に、その先で自分がその国の言葉が話せないのでその国の人に日本語で話してくださいってお願いしますか?と言う事です。
海外に旅行をする際には普通日常会話程度でもその国の言葉が話せるように準備していきますよね? 
そう言う事です。
その意味でこの判決は納得いきませんし、そんな判決を下す事自体間違っています。
そんな訳で私はこの判決については抗議の声を上げたいと思います、 
27 6月

藤井聡太四段29連勝で歴代単独最多記録樹立! 夕食の“選び直し”もなんの

 将棋の史上最年少棋士・藤井聡太四段(14)が26日、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で行われた「第30期竜王戦決勝トーナメント1回戦」で、後手の増田康宏四段(19)を破り、歴代最多記録となる29連勝を達成した。(スポーツ報知)→元記事


いやぁ藤井四段、素晴らしい。
29連勝ですよ。
私自身、確か小さい時に家で将棋をする機会があり、駒の進め方などを紙に書いたものを家の壁に貼って覚えた記憶がありますし、確か小学5年生の時だったか「将棋クラブ」に所属していました。
しかし、 私の場合は連戦連敗で1勝しかした事がないという・・・(汗)。
本当に弱いので(ゲームの方でもシミュレーション系は大の苦手だったりする・・・)、彼のこの凄さは本当によくわかるわけです。


将棋というのは本当に頭を使うゲームで、対戦する際には何十手も先を見据えて指していくわけで。
マス目自体は9×9の81しかありませんが、どの駒を使うか、そしてどこに指すのかによってパターンが変わるのですから、その数はかなり多いと見ていいでしょう。
そこで、まぁ一応私も数学コーチャーですし、その手数を数学的に出してみようと思うわけです。
 将棋の場合、乱暴な話で、自陣は、9・2・9で、20の駒を使います。これが、前進して一歩前へ平行移動し、その時、すべての駒が位置を交換し合うとすると、「空き」も駒にとりあえず考えると、1前進の平行移動で、30の駒が新しい30の位置にランダムに入ると、30!です。相手の陣まで、6ステップなので、6×30!、相手もこういう可能性で動くので、(6×30!)^2となります。 この結果である(6×30!)^2=2.4×10^66なのでやはり相当数の手数がある事になります。
しかしこの計算は全ての駒が1つしか進めないという仮定でのものなので、実際はもっと少ない数になります。現にプロ棋士同士の対戦で勝負がつくのが平均112手だそうで、一番多い手で昭和44年の芹沢VS原田の順位戦で390手であるという事からもさすがに上の計算式の結果ほど多くはないという事がわかるでしょう。

また、彼自身5歳から将棋を始めたそうで、それがよかったのでは?と言う意見が多いようですが、私もそれはその通りだと思う次第です。
私自身も5歳で公文式に通い始め、そして5歳でエレクトーンを始め、そしてそれが今現在において塾で数学を教え、そして器楽や合唱として今も音楽と接する事が出来ているという事を考えますとこれはあながち間違ってはいないと思うわけです。
藤井四段のように、その頃に自分が興味を持って始めた事が何よりよかったのでしょう。
やらされた、させられたではなく、5歳という年齢の時に自分でしたいと思って始めた事。
これが今回の偉業を成し遂げる事となった一因ではないかと。
ちょうど私の下の甥っ子が今年で5歳となりましたし、何か興味を持つものが出来れば始めさせるのには一番最適な時期という事ですが、今通っている体操教室は果たして興味を持ってくれているのかどうか・・・。

しかし本当に彼は凄いですね。
このように若い子がどんどん色々な分野で活躍しているのを見ると本当に将来が楽しみになってきます。
日本もまだまだいけるんじゃないかと思いますね。

 
23 6月

麻央さん 海老蔵に「愛してる」と言って旅立つ

 がん闘病中だったフリーアナウンサーの小林麻央さんが22日夜、34歳の若さで死去した。夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)は同日、東京・渋谷のシアターコクーンで会見。最期に麻央さんが「愛してる」と言って、息を引き取ったことを明かした。(デイリーオンライン)→元記事

今日の一番のニュースはやはりこれでしょう。
海老蔵さんの会見より前に既に報道で流れていましたが、乳がんと闘っていた小林麻央さんが昨日22日亡くなったとの報道。
夫婦でがんと闘っている模様がマスメディアなどでもバンバン報道されていて、一部の人達からはバッシングもされていたのも事実。
しかし麻央さんはとうとう亡くなってしまった。
小さい子ども二人残して旅立ってしまう事になり、当の麻央さんもかなり無念だった事でしょう。
でしょうが麻央さん本人の最期の海老蔵さんへの言葉は「愛してる」。
最期の最期まで麻央さんは本当に海老蔵さんを、そして子どもたちを愛していたんだろうなと思うと胸が苦しいです。
私まで泣いてしまいそうです。
ここまで愛してくれる人と巡り合えた海老蔵さんが本当に羨ましく思いました。
海老蔵さん自身も麻央さんの愛情を感じ取る事が出来たのでしょう。
海老蔵さん自身がおっしゃっている通り、海老蔵さん自身、麻央さんと結婚して本当に変わったと思います。
人間というのは本当に愛するものと出会うとそのものも変えてしまう生き物。
だから恋愛をするのでしょうし、結婚をするのだと思うのです。

海老蔵さんの変わりようを見るにつけ、私自身そこまで愛する事のできる人と巡り会えれるといいなと思ったのは言うまでもありません。
今思うと麻央さんは海老蔵さんと結婚して本当に幸せだったんだな・・・と思うのです。
そして海老蔵さんもまた麻央さんと結婚して幸せだったと。
だからそれだけ悲しみも大きいと思うのです。

最初の海老蔵さんの会見の時点で麻央さんは既にステージ4まで進んでいた訳ですし、長くはないかもしれないと一瞬は思ったと思うのです。
しかし「病気」は「病」の「気」と書くように、そして「病は気から」と言うように、気持ちの持ちようで病気は良くなったり悪くなったりするもので、彼女は明るく振る舞えたから昨日まで頑張れたんだと思うのです。
その強さは本当に凄いと思います。
私がもし麻央さんと同じ立場だったら絶望して何も手につかなくなると思いますし・・・。

神様は本当に残酷です。
しかし、神様は海老蔵さんだったら今のこの苦しみや悲しみを乗り越えられるだろうと判断しこのような試練を与えたのだとしたら・・・。

海老蔵さんは麻央さんと結婚して本当に変わった。
だからこそ今の海老蔵さんなら乗り越えられるのだろうと踏まれているのかもしれません。
海老蔵さんなら大丈夫。
神様もきっとそのようなお考えなのでしょう。

心よりご冥福をお祈りいたします。
海老蔵さん、気をしっかり持ってください。
あなたには国民のみんながついています。
本当によく頑張ったと思います。
麻央さんも、そして海老蔵さんも今は無理をせずにゆっくり休んでください。 
15 6月

<共謀罪>賛成多数で成立 午前7時46分決着

「共謀罪」の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法が15日午前7時46分、参院本会議で採決され、自民、公明両党と日本維新の会などの賛成多数で可決、成立した。14日夜に参院法務委員会での採決を省略する「中間報告」の動議を自公両党が参院本会議に提出していた。この間、野党は徹底抗戦し、内閣不信任決議案を14日夜に提出して参院本会議を中断させた。ただ、15日未明の衆院本会議で否決され、徹夜の攻防でも同法成立を妨げることができなかった。(毎日新聞)→元記事

やはり今回はこのニュースを取り上げないといけないでしょう。
改正組織犯罪処罰法成立。
この度は本当におめでとうございます。
この法律の成立に向けて一生懸命取り組んでらした与党のみなさん、そして日本維新の会の皆さま、本当にお疲れさまでした。


で、今回のこの記事。
読んでいただいて気づいたかもしれませんが、やたらに「中間報告」という言葉が出てきますよね。
他の記事を見ても、「中間報告による奇策」とかなんとか。
今回の採決に関してはこの「中間報告」がキーワードになるわけです。

通常、日本の国会は委員会中心主義で、原則として委員会に案件を付託しその審査を経て本会議に付する形になっています。(よく「予算委員会」とか「憲法審査会」とかいう言葉を聞くと思いますが、それがまさにその「委員会」にあたります)
しかし、各議院の議決機関があくまで本会議であることに照らせば、委員会の審査が長引いて緊急の案件がいつまでも本会議に上程されず、議院の採決が行われないことも問題となる訳です。
このため国会法で、「特に緊急を要するものは、発議者又は提出者の要求に基き、議院の議決で委員会の審査を省略することができる(国会法第56条)」と規定されており、今回はそれに基づいて委員会の審査を省略し本会議で議決が取られることになったのです。
この法律の成立が緊急性を要するものであると認められた訳です。

反対派の人たちは「この法律については時間をかけてじっくり審議すべきで、中間報告で委員会での審査を省略させるなんてとんでもない!」と思っている人が多くいると思います。
しかし、この中間報告が提出される事態となったのは、その委員会でこの件に関して真剣に審議される様子が見当たらずこのままなぁなぁになってしまう事に危機感を抱いた委員の方達が多くいたからに他なりません。

実際、今世界各国で起こっているテロ事件はもはや日本でも既に起こっている次第で、もはや悠長にしている場合ではない状態にまで来ているのです。

やたらに反対派の人たちは今回成立したこの法案を「共謀罪」という言葉で丸め込もうとし、それで「話し合っただけで共謀罪が成立し逮捕されてしまう」なんて不安を煽るような事を言って「だったら反対!」とさせるように持って行っていますけれども、実際には「テロ等準備罪」であるわけで、それはテロリズム集団を含む組織的犯罪集団が犯罪の実行に着手する前の段階での検挙・処罰が可能となり,被害の発生を未然に防止できることになる訳で、安全性においても更によくなるものになる訳です。
実際に「話し合ったら逮捕」という対象のものはオウム事件のような無差別テロのようなものとか、国家をひっくり返すようなこととかの企みのレベルのようなものです。
前にも書きましたが、無差別殺人を計画しているとして、現在は計画ののちそれが実行されないと罪に問うことができません。 それを実行される前に捕まえてしまおうと言うものなので、そのような事件が減少する一因にもなるでしょう。
そもそも一般人であればそのような事を計画すること自体あり得ませんし、そのような事を計画する団体はそのような法律がなくてもテロ組織と名乗るべき集団でしょうし、今回の法が成立しても私たち一般人には何も影響はありません。

この法がなければ私たちはすぐそこにいるかもしれないテロ組織に怯えて生活をしないといけません。
あなたの隣の人ももしかしたらテロ組織に加わっているかもしれない。国家を転覆させるような企みを持っている団体に所属しているかもしれない。実行に移していないだけで、いつ実行されるかもしれない。それだけで不安になる事でしょう。

さてこれからどのようになるでしょうか。
しかし、このような法案を審議しないといけないような状態にまでなってしまい、本当に世界が平和になるのはまだまだ先になりそうですね。
 
12 6月

質問力に又吉直樹うなる 芦田愛菜「圧倒的読書量」の源泉

高偏差値の名門私立中学にこの春入学した人気子役の芦田愛菜(12)の読書量が話題だ。

 9日のTBS系「ぴったんこカン・カン」では、「火花」で芥川賞受賞の又吉直樹(37)と対面。

「本を読むだけじゃなくて、書いてみようかとも思っているんです。でも起承転結の転が思い浮かばなくて、起承承結になっちゃう」などと相談し、又吉を「質問がもう作家さん」と驚かせた。→元記事


愛菜ちゃんはついこの間有名私立中学校に無事合格したニュースがありましたが、このニュースもさすが愛菜ちゃんというニュース。
私自身、今ではかなり本の虫ではありますが、愛菜ちゃんの年齢だった中学校1年生当時なんか本なんて全く読んでいませんでした。
とにかく活字が大嫌いで、本を読むなんてとんでもない!というくらいのレベルでした

この「読書」についてなのですが、私の周辺の人を見る限りでは「読書好きな人はみんな国語がよくできている」人だった訳で。
私自身国語がどうしても点数が取れなくて、国語ができるクラスメイトに「どうやって勉強しているの?」と何回か聞いた事もありますし、現代文が得意だというかつての教え子にも聞いた事がありますが、生徒はみんな「読んだら答えが浮かんでくる」なんて謎の言葉を発するものだからもう頭は「???」。
本を全く読まない私は当時はどうして答えが浮かんでくるのかとうてい理解はできる訳もなく
しかし最近よく本を読むようになった私。今では彼らの言っていた「読むと答えが浮かんでくる」という意味がようやく分かってきた気がするのです。

この事にもっと早く気付くべきで、学生時代から本を読む習慣がついていれば国語について苦しむような事なんてなかったかもしれない・・・と思うと、なんか人生損したような気持ちになってしまいます。

その点で愛菜ちゃんは充実した人生を送っているなと思いますし、彼女の知性が高いのはそこにあったのだと妙に納得してしまいました。

私も素直に彼女を見習ってもっともっと多くの本を読んで知識を深めていきたいなと思います。

 

27 5月

「共謀罪」について

今回は全く別の内容を書こうと思いましたが、また地元の税務署の前で反対派がプラカードも掲げ「反対!反対!」ってやっていたのでこの「共謀罪」についてまた取り上げようと思います。

この件につきまして民進党がわざわざ「共謀罪、何が問題なのか」 という名前でわざわざコンテンツを作っているようなので、こちらを元に参照してみようと思います。
このページで民進党は事例として新入社員の接待詐欺の例を挙げています。
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それにしてはよくこんな事例を思い浮かべるものだなと感心しますが。
この事例において民進党は「ところが共謀罪ならば、A 君がB 君と相談したときに「共謀」が成立、組織的に詐欺をはたらこうとしていると認定されれば、テロとは関係なく、組織的犯罪集団による犯罪の計画と認定されてしまうのです。C 君に電話を掛ければ「実行準備行為」となり、「(組織的)詐欺の共謀罪」ですぐに検挙できるのです。」
としており、このような場合も共謀罪として検挙されると言っています。
しかし実際にそうでしょうか。
ここで、法務省の方が組織的な犯罪の共謀罪のケースとして一覧を作成しているのでそちらを見てみます。→こちら
これの「対象となりうるケース」の方の「◯◯が」にあたる所謂「主語」をピックアップしていきます。
・暴力団組員ら
・テロ組織の構成員ら
・詐欺集団の構成員ら
・建築会社を標榜する集団の構成員ら
・架空の出版社を装う集団の構成員ら
・外国人すり集団の構成員ら
・海賊版CDの販売を繰り返している集団の構成員ら
・偽ブランドの販売を繰り返している集団の構成員ら
・いわゆる脱税請負人集団の構成員ら
・密航請負組織の構成員ら
・いわゆるヤミ金融業者の社員ら
みて分かりますように、対象となっている団体が既にマークされるべき団体です。 
このような人たちが果たして「一般人」と言えるのでしょうか?
ちなみに民進党が挙げている上の事例につきましても、法務省の方の提示した資料でこれと同様な案件であろう「建設会社の社員らが,材料費の水増し請求をして建設工 事の発注元から金員を騙し取ろうと計画」が「×」となっている事からもわかりますように、この場合は共謀罪で検挙されるような事はないのは言うまでもありません。

法務省のホームページにあります「「組織的な犯罪の共謀罪」に対する御懸念について」に
「法案の共謀罪は,違法性が高く,結果が実現する危険性も高い「組織的な犯罪」を実行しようと共謀した者を処罰の対象とするものであり,特定の団体に参加する行為や,特定の犯罪と結び付かない結社を組織する行為を処罰するものではありません。 したがって,「警察が組織的な犯罪集団と認定すれば処罰される」ということはなく,また,国の体制を変革することを目的として結社を組織することなどを処罰の対象としていた「治安維持法」とは,その趣旨や目的,処罰の対象となる範囲がまったく異なります」
と書かれています通り、あくまでも「違法性が高く、結果が実現する危険性も高い「阻止的な犯罪」を実行しようと共謀したもの」が処罰の対象であり、ほとんどの「本当の」一般人たちはそれには該当しません。
また、同様に当時の「治安維持法」も私が何度も言っています通りあくまで「国の体制を変革する事を目的として結社を組織するなど」を処罰の対象としていた訳で、それはまさに「共産党」を対象としていた事も付記しておきます。

民進党のコンテンツの方に戻ります。
民進党の方では、「政府や与党は、テロ組織が活動を始めたときに、「現行法上対処できないと考えられる事案」という事例として次のようなことを挙げています。」として下の4つを挙げ、
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これらについても全て現行法で対処できると言っています。その中で3.については「3.についてもプログラムが完成すれば処罰できる」としていますが、逆に完成するまでそのまま放っておくのか?という問題になりますよね。
完成してしまってからでは遅いのです。 
完成してしまうと、絶対に「それをいつ使うのか」という危険にさらされるのは目に見えています。
そしてこれは北朝鮮の情勢を見ても明らかです。
日本は北朝鮮のミサイルに対してもそれと同じ理論で完成するまで待ち続け、結果今の日本は北朝鮮のミサイルの脅威にさらされる状態になっているのですよ。 
私は3.こそ開発している事が明らかになった時点で潰してしまうべきだと思いますし、そうしないといけないと思います。

あと、今日のストでもプラカードを出していた人がいましたが、この民進党のページで「共謀罪が監視社会につながる」と言っていますが、これを言っている人は根本的な事が分かっていません。
ある意味日本はもう既に「監視」社会です。
あなたたち民進党も自分たちの活動の様子をTwitterやFaceookなどのSNSにアップして必死にアピールしていますけれども、言い方を変えれば私たち国民がそれらを見る事であなたたちの活動を「監視」しているとも言えるわけで、 「監視」をする事で悪事をストップさせる事になる訳です。逆に監視がなければ歯止めが効かなくなってしまいには日本国家も完全に崩壊してしまいます。
その意味で言ってもある程度の「監視」は必要であるのは言うまでもないでしょう。
その監視社会につながる事を恐れ反対しているという事は、この人たちはそのようになっても構わないと思っているという事です。
つまり日本が崩壊しても構わないと思っているという事。
私はそうはなってほしくはありません。
ですので私は何度も言うようにこの「共謀罪」は賛成の立場です。 
それとも何?監視されたらまずいような事でもあるんでしょうか?

27 5月

喫煙者は「悪」なのか?

今回はこの記事をみたので「喫煙者は悪なのか?」について私個人的に思っている事をば。

『TKO木本 新幹線の禁煙車両でタバコ吸った男に注意 すごまれるも乗客の助け無し』

 お笑いコンビ、TKOの木本武宏が26日、カンテレ「快傑 えみちゃんねる」に出演し、新幹線の禁煙車両の座席でタバコを吸っていた20代後半の男に注意したことを明かした。男は品川駅に着いた際、木本の襟首を背後からつかんで脅してきた。乗客はだれも助けてくれなかったという。(デイリースポーツ)→元記事

はっきり言います。
こういう輩がいるから喫煙者が肩身の狭い思いをしないといけなくなるのです。
このニュースのような一部のマナーの悪い喫煙者の為に喫煙者全員が「喫煙者のマナーが悪い」というレッテルが貼られてしまうのです。
ほとんどの喫煙者は自分たちの立場を十分にわきまえているから、タバコを吸う時は「タバコを吸ってもいいですか」と気遣いもするし、ちゃんと喫煙所に行ってタバコを吸っています。
タバコを吸うのは吸っている当人の自由であるわけで、それを「悪」と決めつけて止めるというのはおかしいと私は思うのですよ。

嫌煙家の人たちは肺がんにかかる原因の上位にタバコがランクインされているのを理由に喫煙者にタバコをやめさせようと、どんどん居場所をなくそうと躍起になっているがそれは違うと思うのです。
タバコを吸うか吸わないかは当の本人の自由であるべきで、私を含むタバコを吸わない人間はタバコを「吸わない」事を選択したに過ぎないのです。
喫煙者の人に向かって自分たちが吸わないからあなたも吸うべきではないとタバコを取り上げるのは果たしていい事なのでしょうか。
私はそれは「押しつけ」だと思うのです。
本人が何かきっかけで「禁煙」を決意してタバコを断つのは全然構いません。
それは寧ろ素晴らしい事だと思います。

なお、私自身、タバコを吸わないですし、これから吸おうとも思いませんが、だからと言って今吸っている人たちに対して「タバコを吸うな!」と取り上げるつもりはありません。
老婆心から「タバコは控えた方がいいよ・・・」とはいうかもしれませんが

いずれにせよ、今の喫煙者に対しての扱いは何か魔女狩りをしているような感じさえします。
今回のニュースについても、このような輩がいる、だからタバコは良くない!という単純式に結びついてしまう人が増える事になる事を危惧しています。
私も気をつけないといけないと思いますが、私自身、タバコを吸っている人より吸っていない人の方がマナーは悪いと思います。
吸っていないから何を言っても許されるのか。
吸っているのが悪で、吸っていない事が正義なのか。
私はそうは思えません。
24 5月

【訃報】与謝野馨元衆院議員(78)が死去

内閣官房長官や財務相などを務めた与謝野馨元衆議院議員が、24日までに亡くなっていたことが分かった。78歳だった。

 関係者によると、与謝野氏は24日までに東京都内の病院で亡くなったという。与謝野氏は1976年の衆議院選挙で初当選し、1994年の村山内閣で文相として初入閣。通産相や官房長官、財務相などを歴任した。

 自民党きっての政策通としても知られ、2008年の福田内閣退陣に伴って行われた自民党総裁選に立候補したが、麻生元首相に敗れた。その後、2010年には自民党を離党して「たちあがれ日本」を結成した他、民主党政権の菅再改造内閣に経済財政担当相として入閣した。

 しかし、2012年、病気療養を理由に政界を引退。その後、自民党に復党していた。(日本テレビ系)→元記事

与謝野さんといえば、囲碁がプロ級の腕前で(アマ7段)、そちらの業界では結構有名な人でありましたが、私にとって与謝野さんといえばあの「与謝野晶子」を祖母に、与謝野鉄幹を祖父に持つ事の方が馴染みがありますね。
与謝野さんといえば、かつて報道番組で民進党代表の蓮舫をけちょんけちょんに叩いていたり

鳩山由紀夫首相(当時)に対して献金疑惑について追求したとか、


国会の場でも色々GJ!と言う事をなさっています。

祖母の与謝野晶子といえば、「みだれ髪」も有名ですが、やはり外してはいけないのが「君死にたふことなかれ」でしょう。
「君死にたまふことなかれ」といえば、私が所属している新居浜混声合唱団でも定期演奏会で披露しましたね。→こちら
政治家の多くは親も政治家で地盤をそのままに後継としてでてきている人が多いですが、与謝野さんはそうではなく、両親も政治家とかではなかったようですが、祖父母が別の意味で有名だったというのもあり、別の意味で大変だったかもしれませんね。

何はともあれ、与謝野さんの訃報のニュースは私自身ショックでした。
そしてそれとともに思ったのは、碌でもない人は長生きしているのにどうして与謝野さんのような人が・・・でありました。
心よりご冥福をお祈りいたします。





20 5月

<共謀罪>衆院法務委で可決 与党側が採決強行

 組織犯罪を計画段階で処罰可能とする「共謀罪」の成立要件を改めたテロ等準備罪を新設する組織犯罪処罰法改正案は19日午後、衆院法務委員会で自民、公明両党と日本維新の会の賛成多数で可決された。与党側が審議時間の目安とする計30時間(参考人質疑を除く)に達したとして、質疑終局の動議を提出し、採決に踏み切った。民進党や共産党などは「質疑が不十分だ」などと猛反発し、怒号が飛び交う中での採決となった。(毎日新聞)→元記事

ようやく可決されたか…というのが正直な感想ですが。
この改正案の審議についても野党連中は一生懸命反対を表明しておりましたよね。
中にはデモまでしていましたようですが。
その採決の模様がYOUTUBEで公開されていますけれども。

もうね、これは暴力以外の何ものでもないでしょう。
野党の皆さんね、自分たちにとって都合の悪い法律の採決の時にそうやって委員長に対して妨害して採決できないようにする横暴な行動はやめてもらえませんかと。
同じような模様が以前にもありましたよね。
そう、「特定機密保護法」の採決の時です。
ちなみにその時の模様。

ね、状況は全く同じでしょう?
その時にも私思ったんですけど、今回の法律においても反対なら反対でどうして反対なのか、そして
ちゃんと「受け入れることのできる」対案を提出してですね、じっくり討論すべき。
森友学園問題なんて、少なくともこの委員会の場で議題としてあげるような内容ではないのは誰が見ても明らか。
そもそも記事にもありますけれども、「質疑が不十分だ」というのもあなたたちが森友学園ばかり取り上げていて、この法律について碌な質問をしていないからだし、「論点は山積している。生煮えの状態で採決するのは断じて認められない」という意見についても、じゃあその論点をちゃんと明確にし、じっくりと煮込んだ状態にするべきだったのでは?森友学園問題なんかやらずに。と言いたくなります。
森友学園問題のようなものは国会の場でなく、週刊誌の方に任せていればいい話。
大事な話し合いをしないといけない場において取り上げるような話題ではありません。
物事には順番というものがあります。
国会議員は私たち国民の代表として選ばれているのであり、あなたたちは私たちの税金から報酬を受け取っている訳ですから、ちゃんとした仕事をしてほしい。
国民の多くは森友学園問題のことなんかより、今の朝鮮半島情勢や、このテロ等準備罪というのが実際にはどのようなもので、私たち国民とはどのように関わっていくのかなどを知りたいと思っている人の方が多いのです。
今回の「テロ等準備罪」については、今回の採決時に質問者として発言されている日本維新の会の丸山保高議員によって書かれているブログがわかりやすいです。→こちら
私自身、この法律自体政府のホームページで公開されていますので勿論目を通しておりますが、その上でこの法律成立は賛成の立場であるのはいうまでもありません。 →過去の記事「共謀罪
反対の立場、賛成の立場、いずれにせよ、一度上の丸山議員の書かれている記事を読んでいただいた上で、「テロ等準備罪」とはどのようなものであるかを自分自身ちゃんと知る必要があるのはいうまでもありません。
新聞やマスメディアが「反対」と言っているから「反対」というのが一番危ないです。
マスメディアの報道はあてにしないのが一番です。
自分の目で見て、ちゃんと確認をしていただきたいと思います。
 
11 3月

共謀罪

随分久しぶりのブログですが(汗)。
今回はFacebookで宣言していました通り、今一部話題になっている「共謀罪」について書こうと思います。

この「共謀罪」については、共産党を初めとする野党のほとんどの皆さんが猛反対されています。
ではなぜこの共謀罪を反対しているのでしょうか。
正式に反対の表明を出しています日本弁護士連合会のホームページには以下のように書かれています。

「「共謀罪」とは、2人以上の者が、犯罪を行うことを話し合って合意することを処罰対象とする犯罪のことです。具体的な「行為」がないのに話し合っただけで処罰するのが共謀罪の特徴です。しかし、単なる「合意」というのは、「心の中で思ったこと」と紙一重の段階です。
近代刑法は、犯罪意思(心の中で思ったこと)だけでは処罰せず、それが具体的な結果・被害として現れて初めて処罰対象になるとしています。「既遂」処罰が原則で、「未遂」は例外、それ以前の「予備」は極めて例外、しかも、いずれも「行為」があって初めて犯罪が成立するというのが刑法の大原則です。
共謀罪は、この「予備」よりもはるか以前の「合意」だけで、「行為」がなくても処罰するというものです。このように処罰時期を早めることは、犯罪とされる行為(構成要件)の明確性を失わせ、単に疑わしいとか悪い考えを抱いているというだけで人が処罰されるような事態を招きかねません。」

つまり、「行為があって初めて刑法上の犯罪が成立するものであり、行為がなく話し合いをするだけで処罰されるようになれば、そのうち疑わしいと言うだけで処罰されるようになってしまうから反対」だと言っているわけです。

しかし実際にそうでしょうか?
そもそもこの共謀罪に適用されるもの自体が
「死刑又は無期若しくは長期十年を超える懲役若しくは禁錮の刑が定められている罪 五年以下の懲役又は禁錮
二 長期四年以上十年以下の懲役又は禁錮の刑が定められている罪 二年以下の懲役又は禁錮」
の罪に当たるものと限定している訳で、日常生活内で悪いことしようって話し合うもの自体そんなに重い罪に当たるようなものなのか?と言う話です。
だから普段の生活を送っている私たちには直接影響が及ぶことはないと言っている訳で。
日本弁護士連合会の人たちは所謂「法律屋」と呼ばれる人たちですから、勿論その事を知っているはずです。
素人の私でもちょっと調べればすぐにわかるレベルな訳ですし。
しかし彼らはそれには一切触れずにとにかく話し合っただけで罪になる、と信じ込ませる事で私たち国民を騙そうとしている訳です。
この共謀罪の重要な一つでもある「罪の重さ」の事について、彼らを含め反対派の人たちは誰一人触れていません。

民進党なんかはこの法案について
(1)(政府が締結のためには「テロ等準備罪」の新設が必要だとする)TOC条約はお金儲けのための組織犯罪を処罰することが目的でありテロ対策はそもそもの目的ではまったくない
(2)今回の審議で共謀罪を必要とするテロ対策としての立法事実は今のところ1つもない
(3)最初に与党に示した法案には「テロ」という文言が1つもない
の3点を問題点にしているようですが、この政党は「テロ」に拘りすぎている感が否めませんね(爆笑)。
まぁ、この政党は存在自体がテロみたいなものですが(笑)、これは置いておいて。
(1)に挙げている「TOC条約」(国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約)は、「組織的な犯罪集団への参加・共謀や犯罪収益の洗浄(マネー・ローンダリング)・司法妨害・腐敗(公務員による汚職)等の処罰、およびそれらへの対処措置などについて定める国際条約」である訳で、これをお金儲けの組織犯罪を処罰することが目的だなんて笑止千万。
組織的な犯罪集団への参加や共謀を犯罪化させるのが目的の一つでもある訳で、それによって少なくともそういった組織自体それ以上大きくなるのを抑えることはできる訳です。
そう言った所謂「テロ組織」は国家の癌。
人体にできた癌でも同じですが、もし自分たちの体の中に癌が見つかった場合、まず何をするかを考えるとそれはわかるでしょう。
まずこれ以上広がるのを抑えるために抗がん剤などを投与する訳ですね。
そして癌の元を断つ事で再発を防ぐ訳です。
それがこのTOC条約、国内では共謀罪といってもいいのではないでしょうか。
それと民進党さん、そんなに「テロ」と言う文言に拘っていますが、それを文言に入れてしまうとその「テロ」についての定義をする必要が生じてきますし、またあなたたちのことだからそれで揚げ足をとったりするのでしょう(爆笑)?
ネタもわかっているのだから、いい加減に無駄な事をするのは止めてもらえませんかねと。

したがって、この共謀罪の成立自体は何も問題はない訳です。
もう一度言いますが、この「共謀罪」が成立するのは
「死刑又は無期若しくは長期十年を超える懲役若しくは禁錮の刑が定められている罪 五年以下の懲役又は禁錮
二 長期四年以上十年以下の懲役又は禁錮の刑が定められている罪 二年以下の懲役又は禁錮」
の罪となるような行為を共謀した場合なのです。 
これを私たちは認識するべきです。 
 



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