今回は少し真面目に学習面の話。
みなさんは学習参考書を選ぶ際にどのようにされているでしょうか?
今日は塾の近くにあります明屋書店MEGA西の土居店にお邪魔して色々話をしようと思います。
そう、この本屋は一部の数学コーチャーの間で話題になったあの本屋です。
何と言っても数学検定の問題集で棚1つ全てを使うほどの充実さ。
そしてその隣の棚も数学関連の本で充実しているのです。
こんなに数学関連の本があったんだ!って言うほどの充実さ。
もちろん私の方から本屋に対して何も言っていませんし、近くに数学検定に力を入れている私らの塾があるからという理由で本屋側がそうした訳でもありません。
これはたまたま。
確かにオープンしたばかりの時は数学検定関連の問題集は片隅の方にちょこんとしか置かれていなかったのも事実ですが、本当に量もスペースも増えたよねと。
まぁ、それに関しては置いておきまして。
本題の学習参考書について書いていきましょう。
まず小学校ですが。
小学校において大事な事は、子ども本人による「自学自習の習慣をつけさせる事」です。
それもあるのでしょう、テキスト自体も教科書会社に沿ったものが充実しており、中身も子どもにも見やすいように字の大きさやカラーの配色などに気をつかっています。
こちらは小学4年生の「がい数」のところ。
教科書に載っている問題での解き方を始め、類題も入れながら理解の定着を図ったものになっています。
この明屋書店でもこれだけ揃っています。
教科書併用テキストがいかに多いかというのを感じる事ができるでしょう。
小学校のテキストの場合は主に親が買い与える事が多いと思いますが、これだけたくさんあれば色々選ぶ事ができますし、いいでしょう。
その際には「見やすい、分かりやすい、すっきりした」ものを選ぶといいと思います。
とにかく飽きさせない事が大事ですから。
次に中学校です。
中学校の場合は小学校と違い教科書ガイドのようなものはほとんど置いていないようで、この写真は数学のものですが、このように各教科学年ごとで並べられているパターンがほとんどです。
要は教科書会社毎になっていないという事です。
中学校の教科書も勿論様々な会社がありますが、学ぶ内容自体はほとんど変わらないのです。
各教科書会社も元は同じ学習指導要領を元に作っているわけですから、一緒なのは当たり前ですしね。
だから中学校の場合は小学校のように多種多様のものでなくても問題ないのです。
それに中学生になるとさすがにこれらの学習参考書も自分で手に取って自分に合ったものを選ぶでしょうし。
で、これらの多くは所謂「問題集」なので、中身は教科書の内容を踏まえた基本問題から少しステップアップさせた応用問題、そして難度の高い問題が詰まった問題集と多くの種類の参考書があります。
中学生にとって学習参考書はまさに「自分自身のステップアップ」にふさわしいでしょう。
中学校からはまさに「わからなかったら教科書に還る」というのが相応しくなってきます。
次に高校です。
高校になりますと内容も難しくなる事もあり、このように一科目毎で「よくわかる◯◯」シリーズのようなテキストが本屋にも多く並ぶようになります。
写真は数学ですが、他の教科も同様に「よくわかり」シリーズがズラリ。
そして別の棚ではこのようにお約束の「教科書ガイド」も売っていたりします。
小学校でも所謂「教科書ガイド」がたくさんあるということを紹介しましたが、高校での「教科書ガイド」は小学校のそれとは使い方を異とします。
まず高校になると自学自習は当たり前。学習の習慣を身につけるために使う小学校とは全然違うので、中身も字が大きいものだとかカラーが多くて見やすいものにする必要などありません。
高校での「教科書ガイド」には問題の答えが全て書かれているため、私個人的にはあまり好ましくは
ないのですが、実際に聞き取れなかった問題の答えなどがあった場合は重宝するでしょう。
しかしそれだけのものです。
私としてはこの教科書ガイドは答え合わせに使う程度で問題ないと思います。
個人的には色々いらないことも書きすぎているという感が強いので・・・。
よく聞くのが、先輩や知り合いから「◯◯という参考書がよかったのであなたも使ってみれば?」と勧められたので買ってみたというもの。
それはその先輩や知り合いの人にとっては良かったかもしれませんが、あなた自身にも合うかどうかはわからない訳ですから、そのような理由で買うのはよろしくありません。
やはり学習参考書は実際に自分自身でやる為に購入する訳だから、実際に手に取って見て、自分でしっかり頑張れそうだと思ったものを選ぶべきなのです。
それはイラストがかわいいでも、解説が詳しいでもレイアウトが見やすいでもなんでも構わないのです。
自分にとって「それだ!」という確固たるものがあり、それを理由に決めたのだったらそれは自分にとっての相性のいい参考書になるのです。
今回書いたのはあくまでも私自身の所感です。
しかし参考書は実際にたくさんあるのでどれにするか決めかねるのは事実だと思います。
算数・数学ひとつとってみても私らが学生の頃よりは明らかに種類も豊富になっていますし。
それだけ数学に親しむ人が増えたことでしょうし、それだけ苦手な人が増えてきたのかな・・・とも思う訳ですが。
みなさんは学習参考書を選ぶ際にどのようにされているでしょうか?
今日は塾の近くにあります明屋書店MEGA西の土居店にお邪魔して色々話をしようと思います。
そう、この本屋は一部の数学コーチャーの間で話題になったあの本屋です。
何と言っても数学検定の問題集で棚1つ全てを使うほどの充実さ。
そしてその隣の棚も数学関連の本で充実しているのです。
こんなに数学関連の本があったんだ!って言うほどの充実さ。
もちろん私の方から本屋に対して何も言っていませんし、近くに数学検定に力を入れている私らの塾があるからという理由で本屋側がそうした訳でもありません。
これはたまたま。
確かにオープンしたばかりの時は数学検定関連の問題集は片隅の方にちょこんとしか置かれていなかったのも事実ですが、本当に量もスペースも増えたよねと。
まぁ、それに関しては置いておきまして。
本題の学習参考書について書いていきましょう。
まず小学校ですが。
小学校において大事な事は、子ども本人による「自学自習の習慣をつけさせる事」です。
それもあるのでしょう、テキスト自体も教科書会社に沿ったものが充実しており、中身も子どもにも見やすいように字の大きさやカラーの配色などに気をつかっています。
こちらは小学4年生の「がい数」のところ。
教科書に載っている問題での解き方を始め、類題も入れながら理解の定着を図ったものになっています。
この明屋書店でもこれだけ揃っています。
教科書併用テキストがいかに多いかというのを感じる事ができるでしょう。
小学校のテキストの場合は主に親が買い与える事が多いと思いますが、これだけたくさんあれば色々選ぶ事ができますし、いいでしょう。
その際には「見やすい、分かりやすい、すっきりした」ものを選ぶといいと思います。
とにかく飽きさせない事が大事ですから。
次に中学校です。
中学校の場合は小学校と違い教科書ガイドのようなものはほとんど置いていないようで、この写真は数学のものですが、このように各教科学年ごとで並べられているパターンがほとんどです。
要は教科書会社毎になっていないという事です。
中学校の教科書も勿論様々な会社がありますが、学ぶ内容自体はほとんど変わらないのです。
各教科書会社も元は同じ学習指導要領を元に作っているわけですから、一緒なのは当たり前ですしね。
だから中学校の場合は小学校のように多種多様のものでなくても問題ないのです。
それに中学生になるとさすがにこれらの学習参考書も自分で手に取って自分に合ったものを選ぶでしょうし。
で、これらの多くは所謂「問題集」なので、中身は教科書の内容を踏まえた基本問題から少しステップアップさせた応用問題、そして難度の高い問題が詰まった問題集と多くの種類の参考書があります。
中学生にとって学習参考書はまさに「自分自身のステップアップ」にふさわしいでしょう。
中学校からはまさに「わからなかったら教科書に還る」というのが相応しくなってきます。
次に高校です。
高校になりますと内容も難しくなる事もあり、このように一科目毎で「よくわかる◯◯」シリーズのようなテキストが本屋にも多く並ぶようになります。
写真は数学ですが、他の教科も同様に「よくわかり」シリーズがズラリ。
そして別の棚ではこのようにお約束の「教科書ガイド」も売っていたりします。
小学校でも所謂「教科書ガイド」がたくさんあるということを紹介しましたが、高校での「教科書ガイド」は小学校のそれとは使い方を異とします。
まず高校になると自学自習は当たり前。学習の習慣を身につけるために使う小学校とは全然違うので、中身も字が大きいものだとかカラーが多くて見やすいものにする必要などありません。
高校での「教科書ガイド」には問題の答えが全て書かれているため、私個人的にはあまり好ましくは
ないのですが、実際に聞き取れなかった問題の答えなどがあった場合は重宝するでしょう。
しかしそれだけのものです。
私としてはこの教科書ガイドは答え合わせに使う程度で問題ないと思います。
個人的には色々いらないことも書きすぎているという感が強いので・・・。
よく聞くのが、先輩や知り合いから「◯◯という参考書がよかったのであなたも使ってみれば?」と勧められたので買ってみたというもの。
それはその先輩や知り合いの人にとっては良かったかもしれませんが、あなた自身にも合うかどうかはわからない訳ですから、そのような理由で買うのはよろしくありません。
やはり学習参考書は実際に自分自身でやる為に購入する訳だから、実際に手に取って見て、自分でしっかり頑張れそうだと思ったものを選ぶべきなのです。
それはイラストがかわいいでも、解説が詳しいでもレイアウトが見やすいでもなんでも構わないのです。
自分にとって「それだ!」という確固たるものがあり、それを理由に決めたのだったらそれは自分にとっての相性のいい参考書になるのです。
今回書いたのはあくまでも私自身の所感です。
しかし参考書は実際にたくさんあるのでどれにするか決めかねるのは事実だと思います。
算数・数学ひとつとってみても私らが学生の頃よりは明らかに種類も豊富になっていますし。
それだけ数学に親しむ人が増えたことでしょうし、それだけ苦手な人が増えてきたのかな・・・とも思う訳ですが。