yym44ki

秋工房のぼやき

私秋工房の日々のぼやきをつづっています。

30 7月

いわゆる「学校」について

先ほど書いた記事で朝鮮学校のことが出たので今回は「学校」のことについて私見をば。
そもそも学校と言うのは学校教育法第1条で
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第一条  この法律で、学校とは、幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学及び高等専門学校とする。
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と定められて降り、更に同法第2条で
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第二条  学校は、国(国立大学法人法 (平成十五年法律第百十二号)第二条第一項 に規定する国立大学法人及び独立行政法人国立高等専門学校機構を含む。以下同じ。)、地方公共団体(地方独立行政法人法 (平成十五年法律第百十八号)第六十八条第一項 に規定する公立大学法人を含む。次項において同じ。)及び私立学校法第三条 に規定する学校法人(以下学校法人と称する。)のみが、これを設置することができる。
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と定められています。
つまり、学校を設置することができるのは国及び地方公共団体、そして学校法人のみと定められている訳です。
ところが実はこの「学校法人」と言うのが結構曲者だったりします。
今現在加計問題がマスメディアによって連日取り上げられていますが(個人的にはこれももはやどうでもいい事だと思っていますが)、その加計学園も「学校法人」です。

ここで一つクイズ。
日本には一体どのくらいの数の「学校」があるでしょうか?
答えは以下です。(2016年現在)
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幼稚園 11,525
幼保連携型認定こども園 2,822
小学校 20,313
中学校 10,404
義務教育学校 22
高等学校 4,925
高等学校(全日制・定時制) 4,925
高等学校(通信制独立高) 104
中等教育学校 52
特別支援学校 1,125
大学 777
短期大学    341
高等専門学校 57
専修学校 3,183
専修学校(うち高等課程を置く学校) 424
専修学校(うち専門課程を置く学校) 2,817
各種学校 1200
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言うまでもない事ですが、小学校の数が一番多くて20313校ある訳で、勿論公立が圧倒的に多いです。
更に内訳を見ていきますと、私立学校(いわゆる学校法人経営)については小中学校は全体数の約1%であるのに対し、高校においては約27%を占めている訳です。
これは何を意味するか。
高校生の年代(16歳〜18歳)においては、大人への成長過程の大切な時期で、考え方や生き方なども含めこれからの人生において多大なる影響を及ぼす時期であると言えます。
その年代でもある高校の私立学校が全体の27%を占めているのです。
つまり少なくともそれだけの高校の生徒は良い意味でも悪い意味でも学校法人の運営方針によって動かされている訳です。 
そしてそこで大きく絡んでくるのが「宗教」です。
日本でよく聞く宗教団体(創価学会・日蓮宗・幸福の科学・天理教・PL教などなど)はいずれも宗教団体であり、実はいずれの団体も学校を運営しています。
先ほども述べました通り「宗教法人」は「学校法人」ではないので学校を設置する事ができないのにどうして?と思うかもしれませんが、これらの宗教法人は別に学校法人を立ち上げ、そちらの運営下で学校を設置すると言うやり方を取っているのです。(多くは大学を学校法人にし、その附属高校として運用している模様)
実は宗教法人が運営している学校が高校が圧倒的に多く、それがこの統計結果となっている訳ですが、
そもそもその学校法人自体宗教団体(法人)の基本方針のもとで立ち上がっている法人である訳で、勿論そこにはその宗教の論理や方針が反映されている訳です。
もう一度この「高校の年代」と照らし合わせて考えてみますとわかると思いますが、私立高校の割合が高いと言うのはそう言う事です。
つまり高校生の年代が一番「影響を受けやすい」時期だからこそ宗教団体にとって都合がいいのです。 
学校という場が一番「洗脳」させるのには相応しいところですから。
それを逆に使っている訳です。

とは言っても私は別に宗教法人が学校法人として学校を設立してはいけないと言っている訳ではありません。
宗教法人だってピンキリでいいところかそうでない所も多種多様に存在しますし。
これらの学校は私立学校である訳で、そこの学校に進学するかどうかを決めるのは最終的にその子自身なのですから、それについて外野がどうこういうべきではないと思っていますので。
ただその学校が本当にその子にとって相応しいところなのかというのはしっかり吟味すべきであると思います。 
30 7月

高校無償化、朝鮮学校除外は違法…大阪地裁判決

 大阪朝鮮高級学校(大阪府東大阪市)を国が高校授業料無償化の対象から除外したのは、平等に教育を受ける権利の侵害だとして、学校を運営する学校法人「大阪朝鮮学園」が、国の処分取り消しなどを求めた訴訟の判決で、大阪地裁は28日、国の処分を取り消し、学園を無償化の対象にするよう命じた。(読売新聞)→元記事

多くの人が思ったに違いないが、この判決ははっきり言ってふざけているなと。
そもそも「朝鮮学校」は「学校」と名前はついているが、「学校」と言うのは学校教育法第2条
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「第二条  学校は、国(国立大学法人法 (平成十五年法律第百十二号)第二条第一項 に規定する国立大学法人及び独立行政法人国立高等専門学校機構を含む。以下同じ。)、地方公共団体(地方独立行政法人法 (平成十五年法律第百十八号)第六十八条第一項 に規定する公立大学法人を含む。次項において同じ。)及び私立学校法第三条 に規定する学校法人(以下学校法人と称する。)のみが、これを設置することができる。 」
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と定められている通り、国及び地方公共団体、そして学校法人のみが設置を認められている訳で、「朝鮮学校」はそれで言うと「学校」にはあたりません。
扱い的には「日本人学校」と同じレベルとなるのです。
他の国の日本人学校では無償化になっているか?なっていないでしょうと言う話です。
他の国の日本人学校がそうではないのにどうして朝鮮学校だけを無償化にしなければいけないのでしょうか?
それこそ「差別」です。

それともう一点。
実は朝鮮人学校の扱いについては昭和24年10月12日に以下の内容で閣議決定されているのです。
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朝鮮人学校処置方針
昭和24年10月12日 閣議決定

1 朝鮮人子弟の義務教育は、これを公立学校におこなうことを原則とする。
2 義務教育以外の教育をおこなう朝鮮人学校については、厳重に日本の教育法令にしたがわせ、無認可学校は認めないこと。
3 朝鮮人の設置する学校の経営等は、自らの負担によつておこなわれるべきであり、国または地方公共団体の援助は1の原則から当然にその必要はない。
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ここにも明記されているように、朝鮮人の設置する学校の経営は自らの負担で行うのが「当たり前」であり、国または地方公共団体から一銭も援助する必要なんかないのです。
今回平等に教育を受ける権利を主張していますが、 だったらなぜ公立の学校に通わせない?と言う話です。
日本に住んでいるのならば日本の法律に従うのが至極当たり前の事であり、どうして朝鮮人の人たちに合わせないといけないのか?と言う話です。
言葉がわからなくて日本の公立学校だとコミュニケーションが取れないと言うのだったら、コミュニケーションを取れるように日本語を学べばいいだけの話。
そんな簡単なことがどうして理解できないのか?と私個人的には思います。
海外旅行をした際に、その先で自分がその国の言葉が話せないのでその国の人に日本語で話してくださいってお願いしますか?と言う事です。
海外に旅行をする際には普通日常会話程度でもその国の言葉が話せるように準備していきますよね? 
そう言う事です。
その意味でこの判決は納得いきませんし、そんな判決を下す事自体間違っています。
そんな訳で私はこの判決については抗議の声を上げたいと思います、 
24 7月

「田母神俊雄を応援する会」に参加してきました(前編)

随分久方ぶりのブログです(汗)。

先日22日土曜日、東京のホテルグランドパレスであった「田母神俊雄を応援する会」の懇親会に参加してきました。

もともとの始まりは、その事務局からの5月24日付で届いた1通のメールがきっかけでした。 
それは「田母神俊雄を応援する会 開催事務局」から「開催発起人」になってもらえないかと言うものでした。 
それはこのようなものでした。
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柚山秀樹様
 
この度、田母神俊雄を応援する会を平成29年7月22日(土)に開催することとなりました。
明細は添付資料をご覧いただければ幸いです。
 
主催発起人代表は田母神閣下の親友でもある、薩摩志士の会(鹿児島)代表、
福沢峰洋となります。会津の田母神閣下と薩摩の福沢が149年の時を超えて、会津と薩摩が手を結び、日本再生を始動することになりました。
本開催の発起人は100名以上の予定です。
開催趣旨に賛同いただけるお方でしたら、どなたでも構いません。
発起人の上限はございませんので、ご推薦ご賛同のお方がおりましたら、
歴史に残る始動に、是非にも皆様のお力沿いを
よろしくお願い申し上げます。
 
柚山様におかれましては、発起人の御一人として賛同者掲載をご検討下さい。
ご参加が無理な場合でも、閣下に対するメッセージを頂ければ幸いです。
 
平成29年5月吉日

主催発起人代表  福沢 峰洋
田母神俊雄を応援する会 開催事務局
〒162-0065  東京都新宿区住吉町2-18-1105
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おいおい名前が「秀樹」って名前間違ってるやん、とツッコミを入れたのはお約束。
(勿論訂正していただきました)

現在裁判中の身でもありながらも常日頃から田母神閣下を崇拝している私。
その時も「田母神俊雄を支援する会」(この団体とは別物)のメンバーであった私はそのメールを見て二つ返事で発起人になる事を承諾。
そして初の開催「発起人」の一人として名前を連ねることになったのです。

とはいえ、その会の開催場所が東京であると言う事で、最初は参加自体は辞退していたのです。
事務局の方もそれで構わないと言う話だったものですから。
しかし、後に「この会のある日はきっと歴史的な人なるに違いない。その場にいた方がいいに違いない」と思い返し、「参加」することにしたのです。

で、当日。
 東京に行くのに電車で行くか飛行機で行くか迷いましたが、電車の方が料金的に安いと言うことで電車で行くことにしたのです。
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そして、何と来た電車がアンパンマン列車。
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天井にはこのようにバイキンマンとドキンちゃんが。
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そんなこんなで岡山駅到着。
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ここからまた東京へ行くのですが、何と岡山から3時間半で行けるんですね、今は。
一昔前はもっとかかっていた記憶がありますが、本当に早くなったと思います。
で、東京駅に到着。
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到着したのはいいですが、予定していた時間より1時間半ほど早く着いてしまったので一旦宿泊予定のhjホテルに行くことに。
今回は秋葉原のAPAホテルを取ったのでまず秋葉原駅に行くことに。
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さすが電気街のある秋葉原。
他の駅と違う雰囲気を醸し出しています。
そのまま宿泊ホテルへ。
今回宿泊した、APAホテル秋葉原駅前。
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IMG_4972
部屋の中はこんな感じです。
IMG_4973
チェックインしてまず最初にしたことは。
とにかく汗びっしょりだったのでお風呂に入ることにしたわけですが。
そのまま着替えてから、今回の会場に向かいます。

続きは次回へ(笑)。




27 6月

藤井聡太四段29連勝で歴代単独最多記録樹立! 夕食の“選び直し”もなんの

 将棋の史上最年少棋士・藤井聡太四段(14)が26日、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で行われた「第30期竜王戦決勝トーナメント1回戦」で、後手の増田康宏四段(19)を破り、歴代最多記録となる29連勝を達成した。(スポーツ報知)→元記事


いやぁ藤井四段、素晴らしい。
29連勝ですよ。
私自身、確か小さい時に家で将棋をする機会があり、駒の進め方などを紙に書いたものを家の壁に貼って覚えた記憶がありますし、確か小学5年生の時だったか「将棋クラブ」に所属していました。
しかし、 私の場合は連戦連敗で1勝しかした事がないという・・・(汗)。
本当に弱いので(ゲームの方でもシミュレーション系は大の苦手だったりする・・・)、彼のこの凄さは本当によくわかるわけです。


将棋というのは本当に頭を使うゲームで、対戦する際には何十手も先を見据えて指していくわけで。
マス目自体は9×9の81しかありませんが、どの駒を使うか、そしてどこに指すのかによってパターンが変わるのですから、その数はかなり多いと見ていいでしょう。
そこで、まぁ一応私も数学コーチャーですし、その手数を数学的に出してみようと思うわけです。
 将棋の場合、乱暴な話で、自陣は、9・2・9で、20の駒を使います。これが、前進して一歩前へ平行移動し、その時、すべての駒が位置を交換し合うとすると、「空き」も駒にとりあえず考えると、1前進の平行移動で、30の駒が新しい30の位置にランダムに入ると、30!です。相手の陣まで、6ステップなので、6×30!、相手もこういう可能性で動くので、(6×30!)^2となります。 この結果である(6×30!)^2=2.4×10^66なのでやはり相当数の手数がある事になります。
しかしこの計算は全ての駒が1つしか進めないという仮定でのものなので、実際はもっと少ない数になります。現にプロ棋士同士の対戦で勝負がつくのが平均112手だそうで、一番多い手で昭和44年の芹沢VS原田の順位戦で390手であるという事からもさすがに上の計算式の結果ほど多くはないという事がわかるでしょう。

また、彼自身5歳から将棋を始めたそうで、それがよかったのでは?と言う意見が多いようですが、私もそれはその通りだと思う次第です。
私自身も5歳で公文式に通い始め、そして5歳でエレクトーンを始め、そしてそれが今現在において塾で数学を教え、そして器楽や合唱として今も音楽と接する事が出来ているという事を考えますとこれはあながち間違ってはいないと思うわけです。
藤井四段のように、その頃に自分が興味を持って始めた事が何よりよかったのでしょう。
やらされた、させられたではなく、5歳という年齢の時に自分でしたいと思って始めた事。
これが今回の偉業を成し遂げる事となった一因ではないかと。
ちょうど私の下の甥っ子が今年で5歳となりましたし、何か興味を持つものが出来れば始めさせるのには一番最適な時期という事ですが、今通っている体操教室は果たして興味を持ってくれているのかどうか・・・。

しかし本当に彼は凄いですね。
このように若い子がどんどん色々な分野で活躍しているのを見ると本当に将来が楽しみになってきます。
日本もまだまだいけるんじゃないかと思いますね。

 
24 6月

数学検定!

今日はこの後午後より数学検定です。
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会場の準備もできました。
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今回も初めてと言う子がわざわざ今治から受検しに来てくれます。
本当にありがたい事です。

なお、次回の団体受検予定日は8月26日土曜日です。

ちなみに今回の検定、私は準1級で受検しますが、先週末のコーチャー研究発表会の成果が少しでも出る事を期待。



 
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